数学を楽しみながら学ぶ「数学は遊び場」という考え方の重要性

The Math Dude(数学野郎)ことジェイソン・マーシャル氏は、「数学は遊び場のようなもの」と数学は楽しいものであることを語り、子どもが数学に触れることの重要性を説いています。

The Math Dude : Why Is It Important to Study Math? :: Quick and Dirty Tips ™
http://www.quickanddirtytips.com/education/math/why-is-it-important-to-study-math?page=1

 

大人になったら、数学使わないって人たまにいますけど、

専門的な職業はもちろん、数学的な考え方は使いますよ。

たまたま数学を使う仕事をしない多くの人が共感したのか、

使わない仕事を選んでいるか・・です。

むしろ、もっと数学的な考え方を学んでおけばよかったと後悔の方があります。

教え方は重要ですが、

数字に対して興味を持たせること、苦手意識を持たせない教育はとても大事だと感じています。

 

では、どうして数学は興味の薄い、苦手意識が強い教科になってしまったのか。。

数学が退屈なのは、ひたすらドリルを繰り返させるといった退屈な作業を繰り返させるためであり、そこに「遊び」という要素がないからといいます。しかし、遊びは子どもが最も得意とすることの一つ。遊びの中から、子どもは多くのことを学びます。そのため、周囲の大人は子どもに体と心の両面で遊ばせることが重要であるとマーシャルさんは説いています。

 

このドリルをひたすらやらせる・・・もう絶対だめですよね。

今もありますけども、100マス計算でスピードを計るプリント作業は

今すぐやめたほうがいいと思います。

計算を理解するのではなく、とにかく早くこなすことに子どもたちが注力しているので

計算が早い=算数が出来ている の構図にはならないんです。

正直、計算ができることは役にたちますが、数学的な考え方が出来ていれば、

計算が出来なくても社会では問題ありません。

むしろ、小さい頃は計算が遅くてもいい気がします。

速さが大事ではないんだということをきちんと理解させることが大事です。

その中で重要なのは、まわりの人間が「自分が数学が苦手だったことを押しつけないこと」といいます。「子どものころは算数が苦手だった」や「僕は数学タイプの人間じゃない」と口にすることは、子どもにも同じ意識を植え付けることにつながります。そのようにして「算数=苦痛」という意識を知らず知らずのうちに押しつけることで、本当は算数ができたはずの子どもを算数から遠ざけてしまうことになってしまいます。そのため、数学についてネガティブな内容を口にすることは避けるべきだとしています。

 

「僕(わたし)、数学得意なんだよね〜」って人には中々あいません。

どちらかというと苦手なんだよって人が多いのではないでしょうか。

この雰囲気のまま子どもたちに伝えると、算数は苦しいもの、尊敬する大人も算数が苦手という意識付けを無意識にしてしまいます。

本人の気持ちとは裏腹に強く印象付けられるのは間違いありません。

算数たのしいよね〜、数字でわかるってわかりやすいよね〜、そんな刷り込みが必要なくらいです。

そして、最後に数学をどのように楽しみながら生活の中に組み込んでいくには・・・

マーシャルさんは、「その答えは日常のいろいろな場所にある」と語ります。貝殻の模様や壁のタイル、あらゆる物質を分類することが数学への関心につながるとのこと。また、パズルを解くことや折り紙を折ること、音楽を聴いてその中にあるパターンを見つけること、木の枝の形など、ありとあらゆることが数学と関連しているといいます。子どもは好奇心のかたまりです。そんな子どもの目に数学や算数につながるように映った物事があれば、そこから数学へとつなげてあげる手助けをしてあげることが、数学的・論理的な思考を身に付けさせることにつながるとマーシャルさんは語っています。

 

小さいときはお散歩しながら葉っぱの形、枝の形を観察するのはいいですね。

身近ですし、子どもは興味を持ってなんでも拾いますから。

うちもおすすめのパズルがありまして、

「カタミノ」

これは大人でも十分楽しめますよ。

 

多くの方におすすめできるとても楽しいパズルです。

木の感じもいいです♪